女性が管理職になったら読む教科書:女性部下に指示される9つのポイント
書名にあるように管理職になられた女性におすすめ、管理職でなくても働く女性の方には、何かしら参考になるポイントがあり、おすすめします。自著のPR です。ご了解ください。
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会社組織にあって「働く」ことの役立つヒントが得られる
過去に経営者を含む四人の女性上司の下で仕事をしてきた私自身の経験と、管理職という立場にもたってみえてきたこと、また今だからこそ言える「こうしたらもっとよくなるのでは」ということなどを、職場で活躍され、力を発揮していこうとされている女性へ提案する、いわば指南書です。
管理職ではなくても、会社組織にあって、「働く」とはどういうことか、どういった視点をもって、同僚たちや上司・部下と仕事をしてゆけばよいか、必ずや役立つヒントが得られると思います。
「部下をほめることでやる気を出す」という考え方はしない
『たとえば、本編第四章の「ほめることの危うさを意識することで上手くいく」では、一般によく言われる「部下をほめることでやる気を引き出す」という考え方をしていません。
また仕事で失敗した部下に対しても「叱る」という言い方には賛成しません。なぜか、その理由は第四章を読んでいただきたいと思います。どちらの場合も、たとえ女性部下が入社一年目・二年目の社員であっても、互いに報酬を得て仕事をしている、いわばプロフェッショナルという考え方が根底にあるからです。
新人は研さんを積み、ベテランは課された役割を理解して
能力を発揮する
新人であってもベテランであっても、根底の考え方は同じです。新人は研さんを積みステップアップを目指すこと、ベテランは自分に課されている役割を理解して能力を発揮することを、会社は求めるのです。
常にプロ意識をもちながら仕事をしてゆくのは、難しい面もあることは承知しています。ですが、理想として目指していただきたいと考えます。(序章より)』
本書のおもな内容
第一章 部署内を見直す/部署内の風通しをよくする
いま心地よい意見に囲まれているなら要注意
反対意見を述べる訓練の場をつくる
第二章 伝え方を見直す/「伝えたはず」は伝わっていない
「伝えた」ではなく「伝わった」ことに集中する
部下への指示には説明手順が重要
第三章 「任せる」を見直す/「あなたに任せる」は、それでよいか
計画が無事に完結するための助言を行なう
スケジュール立ては簡単な事務処理から
第四章 「ほめる」を見直す/「みんなの前でほめる」は慎重にする
ほめることの危うさを意識する
「ほめること」には女性特有の注意がある
第五章 会議を見直す/会議は目的を明確にし、ゴールを意識する
会議には目的を設定する
定例会議はゴールを意識することで結果が出せる
第六章 注意の仕方を見直す/部下への注意はまず結論から述べる
ミスへの「注意」は期待しているからこそ
叱ることが感情の吐け口になっていないか
第七章 指導の仕方を見直す/成功からも失敗からも学ぶことが大事
成功から学ぶ
失敗から学ぶ
第八章 社員指導を見直す/能力ある社員を伸ばすことに力をそそぐ
集中するポイントが分かるよう指導する
指導する目的とゴールを設定するとうまくゆく
第九章 自分の仕事のやり方を見直す/こんな管理者の下で女性部下は育つ
管理職の役割を理解する
あるべき上司の働き方のポイントは四つ
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